あと施工耐震スリット工事 広島 山口 たけもと工務店
[資料] 弊社 耐震スリット(あと施工)標準施工要領
★あと施工耐震スリット 施工部門
◇あと施工 耐震スリットとは…◇
仕上がり綺麗な精密切断!シーリングまで一括施工可。設計通りに適正施工致します。
<見積についてのお願い>
◎大変恐れ入りますが、公共工事等の設計業務に係わる見積のご依頼(実例価格徴取目的等、依頼者様
より直接発注の見込みがない案件)については、お断りさせて頂く場合がございます。
(工事入札等、御発注検討段階にあるものについては従来通り類推方式にてお見積りいたします。)
なお、電子メール・Faxのみによる一方的なご依頼についても回答致しかねますのでご理解・ご了承下さい。
★弊社施工の特徴・利点
◎二枚刃切断採用により、他社主流の1枚刃2度切に比べスリット幅が一定で高精度。
片側施工ながら背面との出来形に誤差
(※)
がありません。
(※例:1枚刃分割切断の場合、ブレード角度が3度違うだけで壁向こうでは最小でも約8ミリの開きが生じる計算になります(壁厚150o時)。
◎5ミリ〜52ミリ幅まで、設計にあわせ1ミリ単位で調整可能。
◎連続コア・オーバーカット・背面整形不要。独自改良機材を用いた端麗で手早い端部処理。
◎徹底した水みち管理により、切削スラリを残さず回収。
現場にてろ過・固形化処理後、ガラコンテナに廃棄できます。
◎消音ブレードを使用する為、居ながら施工に最適です。
◎作業者は熟練のハツリ工でもあるため、フェザーエッジ欠損なく施工。外装材の補修が不要です。
◎耐震改修工事の撤去工(構造体斫り出し・目荒し・内装建具解体等)と併せ、セットでご注文いただけます。
◎他社では別途となる場合が多いシーリング工事・工程写真管理まで、一貫してお任せいただけます。
★参考写真
[写真@:ウォールソー2枚刃切断機 ※実際にはカバーを装着して作業しています]
[写真A:端部処理 コア法(弊社の場合 たて鉄筋切離し時のみ採用)。
手持ち式コアでは背面到達位置にばらつきが生じるため、
弊社ではレール用アンカーを兼用し固定式コア使用を標準としています。]
[写真B:端部処理 CnB法(完全スリット時)。部分スリットの場合はチェーンソー+コア法]
[写真C:切断完了。フェザーエッジ欠損なく施工する為、リシン・吹付タイル等の既存外装の補修も不要です。]
[写真D左:たて鉄筋切断箇所。右:鉄筋残し切断の例。
露筋箇所にはシアナミド鉛防錆塗材(JIS K 5625)を塗布。]
[写真E:スリット材挿入状況 耐火仕様につきロックウール(NM8600)を挿入。
端部まで平滑切断されているため矩形に隙間なく充てん可能です。]
[写真F:高所作業車による居ながら施工(サイレント工法)の例。
打撃音を一切許容できない現場では機械設置(アンカー穿孔・打込み)不要の
「ハンド工法」を選択することもできます。]
[写真G:高所作業車による居ながら施工(サイレント工法)の例(2)。
サイレント指定の場合、部分スリットであってもピックは使用せず専用工具で
折って抜き取ります。]
[写真H:狭隘部・鉄筋残し施工の例。
既設物の撤去が不可能な狭隘部や鉄筋残しの設計にもハンド工法は有効です。]
★スリット1箇所あたりの切断行程の流れ
[行程@]
[行程A]
[行程B]
[行程C]
[行程D]
[行程E]
[切抜き完了]
★Q&A
Q1.
注文者側で用意する機材・資材は?
A1.
特にありません。機材・動力源(発電機等)・養生材(局所)は全て弊社持込で行います。
※20m超規模の場合は汚泥水処理用に2〜3m3ノッチタンクの御支給をお願いする場合がございます。
Q2.
事前に注文者側でやっておくことはあるか?
A2.
@埋設物調査:
仕様に「レントゲン(X線)探査」と明記・指定があれば、別途検査業者にご依頼ください。
弊社で行う事前探査はd120o感知程度の簡易鉄筋探査および通電線探査のみです。
A活線停止・配管盛替え:
切断箇所に埋設配管が見つかった場合は予め盛替えをお願いいたします。
事後処置とされる場合も、通電停止や栓を閉める等の措置を行っておいて下さい。
B備品移設・天井解体(一部):
原則、壁体片面からの施工ですが、背面にも養生を行う必要があるため施工箇所背面の物品
は人が入れる程度によけておいて下さい。弊社でも出来る範囲でお手伝い致します。
また、垂壁等で梁下まで施工の場合は、部分的に天井材の仮撤去も必要となります。
C広報:
多少の騒音(下項参照)が発生します。エア工具はつり作業の様な連続破裂音は発生しませんが
不快に感じる入居者・近隣の方もいらっしゃいますので必要に応じご対策お願いいたします。
Q3.
ウォールソー作動中はどの程度の騒音が発生するのか?
A3.
弊社では、電動式または油圧式を使用します。これらのモーター音自体は近づかない限り殆ど
気にならないレベルですが、躯体そのものをダイヤモンドブレードで切削する以上その作用音
が振動として躯体を伝播する為、建物内の広い範囲で「ゴリゴリ…」といった音が長時間連続し
て聴こえてきます。建物外では、「シャッ、シャッ…」という高周波の擦過音が連続して発生し
ますが、これでも薄刃消音ブレードを採用しかなり抑えられた騒音で、数メートル離れていれ
ば問題のないレベルと思います。
言い換えれば、これより静かな切断仕様の機材はいまのところ存在しません。
Q4.
それ以外に発生する騒音・振動は?
A4.
ウォールソー走行レール設置用にアンカーを打ち込みますが、このさく孔1箇所につき10〜
15秒程度の打撃騒音が発生します。これを大幅に低減するにはダイヤモンドビットによる
穿孔となりますが、高コストである為そのぶん費用を上乗せさせていただくことがあります。
また、端部処理CnB法(上写真参照)の際、ごく短時間ですが断続的に電動ピックの打撃音が
伴います。
そのほか、工事車両駐機場所においては10〜25kvA ディーゼル発電機の運転エンジン音が
常時発生します。
Q5.
仕様では「完全スリット」の指定であるが、建物内部の養生・復旧が極めて困難な場合、
外部から躯体コンクリートだけを切断し、内装モルタルやタイルを残すことは可能か?
A5.
内装材が硬質であり(PB・漆喰等不可)、塗り厚が10o以上あれば可能です。ただし、壁厚を正
確に計測できることが前提となります。
Q6.
腰壁両端にスリットを設けたいが、転倒防止の振れ止め筋として意図的に横鉄筋を数本残すことは可能か?
A6.
可能です。弊社であれば、鉄筋のみ残して且つ端麗な切口によりスリット幅も確保できます。
Q7.
上層階施工の場合の切削用水の漏水が気になるが、水を使わず施工できないか?
A7.
切削用水はブレードの冷却と防塵の為に必須です。乾式工法・半乾式工法も可能ですが切削能
力は極端に劣りmあたり単価も高額となるため、費用対効果としては実用的ではありません。
湿式であっても、徹底した水みち管理と防水養生、こまめなバキューム吸引の対策で充分です。
Q8.
切削用水はどこから給水するのか?
A8.
施設内に水道があり、使用許可がいただければ蛇口から直接給水配管させていただきます。
断水状態等で水道が使えない場合は事前にお知らせ下さい。ローリータンクにて
持ち込み、ポンプ揚水にて給水いたします。
Q9.
施工後の外壁補修は本当に不要か?
A9.
施工面側にアンカー痕(φ14.5の陥没)が2箇所/m残ります。(写真C参照)これについては弊社
が無償で、塗装外壁であれば変成シリコン(再塗装前提の場合はポリウレタン)、コンクリート
またはモルタル面であれば無収縮補修材を注入して目立たなくしておきます。カッター目の軽
微なフェザーエッジ欠損についても同様です。
※これらは本来施工上不可避な欠損であり瑕疵ではありません。再塗装等の原状復旧はあくまで別途工事の範疇とお考え下さい。
Q10.
柱際ぎりぎりの位置にスリットを設けることは可能か?
A10.
可能です。理屈上は柱面より0カット(フラッシュカット)も可能ですが、既存の柱面が鉛直で
ないと柱表面まで削ってしまいますので、実際には5ミリ程度離して切断させていただくこと
となります。
尚、柱際施工のこれまでの慣例では、柱際から100o以内であれば可という設計が多いです。
Q11.
2〜4階建程度の低層建物であるが、外部足場は必要か?
A11.
切断工程に限り、室内に機械設置可能であれば不要ですが、落下物養生・第三者侵入防止措置
は必須ですし、いずれシール工事には高所作業車か足場が必要となりますので組んでおいた方
が無難かもしれません。
ただ、足場作業の場合、建地の干渉(Q12参照)の回避が困難な場合が多く、また、切断機走行
延伸上下の布板・筋交等の一時撤去は必須となり、かえって危険な作業環境となる場合が多々
あります。
他工種が無く、シール工事まで弊社一括施工の場合は高所作業車による施工計画をお願いして
おります。
[写真I:高所作業車による施工例]
Q12.
エアコン室外機等、移設困難な備品が多い。最低限、施工に必要なスペースは?
A12.
18〜22インチ刃(最大切込150〜200o)標準機であれば下図の通りです。
※本体H=470(14〜18インチ刃・最大切込100〜150o)に改造した小型機もあります。
Q13.
スリット長300〜400oといった短い設計でも連続コアによらずカッター法による切断は可能か?
A13.
可能です。カッター法にて最短120o(実際にはありえませんが)からの平滑切断が可能です。
過去には、d=200o・w=30のスリットをh=300oの短さで切り抜いた実績もあります。
Q14.
スリット幅(階高−梁せいの1/100以上)を設定するにあたり切断機規格上の制約はあるか?
A14.
弊社の場合、設計に従いミリ単位での任意設定も可能ですが、通常は出来形に不足の無い範囲で
端部処理用コアビットの一般的な規格(φ32・35・40・52…)に合わせて切断するのが慣例です。
例:設計w30→32o、設計w40→40o、設計w50→52o
Q15.
構造スリットとは違うが、「免震スリット(免震構造犬走と外構擁壁天端との水平方向の隙間)」の
クリアランス不足や密着をあと施工(切断)で解消できないか?
A15.
可能です。過去にはW250の擁壁天端を免震ピット内からの片側施工にて、斫りや左官補修無く
t=0〜55oで切り揃えた実績があります。ご相談下さい。
[図:当時の計画書より]
★弊社主要納入先企業様HPリンク
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